ごんたのドルフィー備忘録
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ドールオタクの備忘録
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3Dプリンターで雲台を修理してみた!
お疲れ様です。ごんたです。今日のお題は3Dプリント。ちょっとしたやらかしが発生してしまい、雲台の部品を自作してみたというお話です。事の起こりは先月中旬。かれこれ3年以上愛用している、レオフォトの自由雲台LH-30の取り付けネジを弄っていた時のこと。別の三脚に装着しようと、変換アダプターを抜こうとしたら全然抜けません。装着当時は外すつもりがなかったので、ロックタイトでガッツリ固定してしまっていたわけですね。
お疲れ様です。ごんたです。
今日のお題は3Dプリント。
ちょっとしたやらかしが発生してしまい、雲台の部品を自作してみたというお話です。
事の起こりは先月中旬。
かれこれ3年以上愛用している、レオフォトの自由雲台LH-30の取り付けネジを弄っていた時のこと。
別の三脚に装着しようと、変換アダプターを抜こうとしたら全然抜けません。
装着当時は外すつもりがなかったので、ロックタイトでガッツリ固定してしまっていたわけですね。馬鹿か過去の自分は。
固着したロックタイトを外すただ一つの方法、それは加熱。
雲台にダメージがいかないよう、底面プレートだけ分解してからバーナーで炙りました。
加熱後は接着剤が溶けるのでご覧の通り。
鼻歌交じりにプレートを手に取ると、ポロっと何かが床へ...。
なんか溶けてるうぅぅぅぅぅ!!!
なんと溝にプラスチックのリングが嵌っていたのです。色がアルミパーツのアルマイトと完全に同色だったので気付かなかったんですね...。一応触って確認もしたはずなのに。
実はこのリングがなくても使えんじゃね?と悪あがきもしてみましたが、どうにもスペーサーとしての役割があるらしくボール下部と底面プレートがギシギシ擦れる感触が。パンニングも固くてできません。そりゃ入ってたパーツ抜けば不具合出るよねって。
しかし諦めるのはまだ早いぞ土偶さん!
スペーサーなら3Dプリンターで自作できるじゃないか!!
まぁプリンターを持ってないので、DMMの3Dプリントサービスを活用するんですけれども。
リングの溶けていない部分、底面プレートの溝、雲台のリング接地個所をそれぞれ計測。幸いにも単純な形状なので初プリントにはもってこいですね。
サイズが決まったらFusionでモデリング。
こんな簡単な形状を作るだけなのに随分と時間が掛かってしまいました。でも楽しい。
おー、形になっとるやん!
出力素材は種類がありすぎて逆に迷います。
悩んだ末にタフレジンにしました。なんか強そうな名前だし、Twitterであさちゃんちさんがタフレジンがどうのこうのと呟いてた気がするので。
注文から15日で手元に到着。
流れとしては①DMMに3Dデータをアップロード → ②DMM側がデータチェック → ③問題なければ出力 → ④発送でした。
お値段は857円。
送料も含んでるのでメール便的なやつで配送かと思ってたら普通に佐川急便の60サイズでした。送料と人件費引いたら857円って赤字じゃないですかね?DMMさんすみません。
綺麗な円になってます。
素材によっては楕円になるとかならないとか聞いてたので心配でしたが、目で見る限りは歪んでません。
エッジもしっかり出ています。
タフレジンの名前に偽りはなく、こんな細いのに力を加えても歪まず靭性もあります。面白い。
誤差もほぼほぼなさそう。
初めての3Dモデリングだったので不安だったけどちゃんと設計できてて一安心。
ピタッと嵌ってガタもありません。満足なの!
磨いてグリスも塗って雲台に戻します。
完成!
ガタツキもなくなり、パンニングも以前のような滑らかさに戻りました。完全復活なの!
以上、初3Dプリント体験記でした。
自分で部品を作れるのは凄く楽しい!けどモデリングがネックですね。ハンドパーツやらドールヘッドやら製作してるディーラーさん凄いわ...。
練習して色々作れるようになりたいけどドールメイクもしたいしうちの子撮影もしたい。うーむ、世の中上手くいきませんな。
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撮影機材
2024-03-16T00:00:00+09:00
ごんた
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ぴ~ち☆パイを漂白してみた!
お疲れ様です。ごんたです。2/22~2/25にかけて、カメラの祭典であるCP+がパシフィコ横浜で開催されていますね。手持ちの撮影機材に満足してるので会場に行ったりはしないですが、ネットで各メーカーの情報収集はしております。https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1570450.htmlそんな中で一際目をひいたのが富士フイルムのX100Ⅵ。レンズが固定(換算35mm)、4020万画素のAPS-C機なので僕の運用には合いませんが、クラシカルな
お疲れ様です。ごんたです。
2/22~2/25にかけて、カメラの祭典であるCP+がパシフィコ横浜で開催されていますね。
手持ちの撮影機材に満足してるので会場に行ったりはしないですが、ネットで各メーカーの情報収集はしております。
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1570450.html
そんな中で一際目をひいたのが富士フイルムのX100Ⅵ。
レンズが固定(換算35mm)、4020万画素のAPS-C機なので僕の運用には合いませんが、クラシカルな見た目がすごくかっこいいなと。
お値段は26万円とフルサイズ機のEOS R8+RF24-50/4.5-6.3stmのセットが買えてしまいますが、凄まじい勢いで予約が入っているそうです。やはりx100シリーズの唯一無二なデザインに惹かれる人が多いのでしょう。
さて今日のお題はぴ~ち☆パイ。通称桃胸。
ご存知ラジカル様が製作販売されているモチモチ柔らかおっぱいになります。
柔らかいのでご覧の通り、左右から力を加えると自然な谷間を作ることができる優れもの。
ついでに可動域が大幅UPできるので、まゆさんはお迎えして以来、ずっと桃胸を常用しています。
↑写真でボカしてるのは最近Twitter君がえちちに厳しいから
桃胸に限らず、柔らか外皮は経年で黄色く変色していきます。
2年に1回くらいのスパンで買い直しているのですが、「服を着せるなら全然使えるものを捨てるのもなー」と保管した結果、ご覧のように使わない桃胸が溜まってしまいました。
並べるとこんな感じ。
ちょっと分かりづらいかもですが、2018年製は少しオレンジっぽくなっています。
逆に言えば6年も経ってこの程度の変化と言えなくもないですが。ホワイトレジン製の土台の変色のが大きいですよね。
古い桃胸の変色で一番目立つのが首まわり。
あと写真では見えないですが、肩口はポージングする時に内部フレームと噛み合っちゃうので裂けてボロボロです。よって破棄することにしました。
そこで今回はこの桃胸を酸素系漂白剤で漂白してみたいと思います!
Twitterで黄色くなった桃胸やドールボディが白くなったという投稿があったんですよ。半信半疑ですが、せっかく破棄前の桃胸があるのだから試さない手はないなと。
※加工は自己責任です
桃胸の要であるおっぱいボール。
これは取り出して捨てずに保管します。
ラジカルさんは詰め替え用として桃胸のガワだけでも売ってくれるので、おっぱいボールがあれば少しお安く外皮を新調できるのですよ。
御託はここまで。
適当な量の漂白剤をぬるま湯に溶いて投入っ!
そのまま様子を見てたら30分くらいでなんかシュワシュワ音がしはじめたんですが(滝汗
炭酸水のごとく泡が発生しています。
でも取り出したところ色や質感は変化なし。1時間くらいベランダに放置してみましょうかね。
最終的に2時間くらい漬け込んでから綺麗に洗ってベビーパウダーを塗しました。
少し黄変が消えたものの、劇的な効果ではありませんねぇ。
そして大問題が...。
お分かりでしょうか?
なんと気泡です。それも複数出てきました。
内部の気泡が表面へ出てきた?ようです。
残念ですがこの漂白剤による手法は桃胸に使えませんね...。多少黄変が薄れるものの、気泡が出てくるようでは実験失敗です。
以上、桃胸の漂白実験でした。
たまにはこんな失敗談もいいかなと、しょんぼりしながら記事を書いています。
ただ上手くいったという報告もあるので、漂白剤の種類がいけないのか、溶かした量が多すぎたのか、失敗の原因は分かりません。
ひとつ言えるのは、桃胸が古くなったら大人しく新品と交換するのが吉ということ。放置していても劣化する以上、消耗品と割り切って、ガシガシ使って交換してしまうのが一番楽しいと思います。
おまけ
先日2/22は猫の日だったそうです。
この可動域に慣れると純正外皮には戻れないんですよねぇ。
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社外パーツ
2024-02-25T00:00:00+09:00
ごんた
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BG-R10を導入してみた!
あけましておめでとうございます。ごんたです。本年もうちの子ともども、どうぞよろしくお願いいたします。2024年最初のお題は撮影機材!現在の主力カメラであるEOS R5用にバッテリーグリップを導入したのでご紹介します。こちらが本日の主役。キヤノンのEOS R5/R6用バッテリーグリップ『BG-R10』(以下BG)です。マガジン内にバッテリーを2個セットして長時間撮影ができるようになるアイテムです。またシャッターボタンやダイヤルも
あけましておめでとうございます。ごんたです。
本年もうちの子ともども、どうぞよろしくお願いいたします。
2024年最初のお題は撮影機材!
現在の主力カメラであるEOS R5用にバッテリーグリップを導入したのでご紹介します。
こちらが本日の主役。
キヤノンのEOS R5/R6用バッテリーグリップ『BG-R10』(以下BG)です。
マガジン内にバッテリーを2個セットして長時間撮影ができるようになるアイテムです。またシャッターボタンやダイヤルもBG側に増設されてるので、縦位置でカメラを構えるのが非常に楽になります。
どうですか、このゴツくて最高にカッコ...いい...いや鏡餅かよ。
なんかテレビのリモコンの上にカメラ乗っけましたみたいな圧倒的コレジャナイ感が漂います。端的に換言すればクソダサい。
恐らくこの段差から下が本体より僅かに幅広なのが原因で、BGの上にカメラが堂々と鎮座!してるように見えるのでしょう。EOS R3という洗練されたカメラを作ったメーカーとは思えないセンスです。
そこで見た目を改善するべくL字ブラケットを購入しました。
Really Right Stuffと双璧をなす(?)米国はKIRK Enterprise Solutionsの製品です。
力こそパワー!USA!USA!と言わんばかりの肉厚設計で、アホみたいな強度と荒々しい仕上げは軍用品と言っても過言ではないレベル。
そんなわけで装☆着
側面の意味不明な凹凸も隠れ、EOS 1DやEOS R3を彷彿させるお弁当箱スタイルに大変身。これを手に持つだけでプロになったような気分を味わえちゃいます。
後ろから。
えぐれた部分に丁度ブラケットの基部が乗っかる形がとてもかっこいい!なんなら鏡餅スタイルはブラケット使用前提のデザインだったのではないかと疑ってしまいますね。
横から。
左側面にある銀色の穴はQDスイベル用のホールです。簡単に言えば鉄砲の担ぎ紐を留める金具がここに刺さります。やっぱ軍用品じゃん。
BG用Lブラケットは複数のメーカーから発売されていますが、Kirkだけ2点固定型なのです。これにより縦構図でもプレートが全くたわまない抜群の剛性を発揮します。
手に持つとこんな感じ。
僕は手が小さい方ですが、成人男性が持ってこのサイズ感です。めっっちゃデカい。
ゴツい見た目のLブラケットですが、手の内にフィットする絶妙なR加工がされているので縦位置でのグリップ感も悪くありません。
もちろんBGにはマルチコントローラーもついてます。kiss X7→EOS RP→EOS Rとマルコン非搭載機を愛用してきたのもあって、実は殆ど使ってないんですけどね。
実際の撮影はこんな感じで行ってます。
ドール撮影ではRF50mm F1.2LかRF135mm F1.8Lを使ってますが、どちらも1kg近いレンズなので装着すると威圧感というか圧迫感ありますね...。
ここまできたら徹底的に自分好みにカスタムしちゃえ!ってことで延長型アイカップも導入しました。アマゾンで2700円也。
純正(右)と比べるとかなり長くなってます。
造りは純正同等で良いのですが、ゴムが裏返せるくらい柔らかいのだけ残念です。目に当たることを考えると柔らかい方がいいのかもですけど、個人的には純正みたいな厚く固いやつが好きなので。
うむ!かっこよくなった!!
ロングアイカップによりEVF周りが強調されることで前後方向での見た目のバランスが取れてますね。2700円のドレスアップパーツと考えれば大いにアリでしょう。
思わず撮影したくなる美しさ。
ただし超重量級のため、角度をつけると雲台にそれなりの荷重がかかるようです。写真のG3ギア雲台だとロックノブを思い切り締めないとゆ~っくりスローモーションにお辞儀します。この仕様で使うなら40mm前後のボール雲台が良さそうです。
BG用に交換用バッテリー2個も購入。
これで手持ちのバッテリーはLP-E6(無印)×1、LP-E6N×1、LP-E6NH×4の6個体制に。無印とNも容量UP版であるNHに買い換えたいところですが、1個10,800円もするのでなかなかね…。
以上、BG-R10のご紹介でした。
導入初期こそ、三脚のバランスは悪くなるし巨大で取り回し大変!と否定的でしたが、いざ慣れてしまえば快適で、”他のドールおじさんにおすすめはしないけど買って後悔しない機材”くらいの立ち位置にはなったかなと感じます。
ドールにしてもカメラにしても、装備を付け替えて自分好みにカスタムしていく工程は楽しいものですね。
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カメラ/レンズ
2024-01-13T00:00:00+09:00
ごんた
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まゆさんウィッグをアップデートしてみた!
お疲れ様です。ごんたです。早いもので今年もあと2週間と少しになってしまいました。これが恐らく年内最後の更新となります。今年も1年、当ブログをお読みいただきありがとうございました。来年も最低月1更新以上を目指してのんびり続けますので、どうぞよろしくお願い致します。さて2023年最後のお題はまゆさんウィッグ。このウィッグは過去記事の通り、ボークスのSD/DD用をカスタムした自慢の逸品です。とても気に入ってはいるの
お疲れ様です。ごんたです。
早いもので今年もあと2週間と少しになってしまいました。これが恐らく年内最後の更新となります。今年も1年、当ブログをお読みいただきありがとうございました。来年も最低月1更新以上を目指してのんびり続けますので、どうぞよろしくお願い致します。
さて2023年最後のお題はまゆさんウィッグ。
このウィッグは過去記事の通り、ボークスのSD/DD用をカスタムした自慢の逸品です。
とても気に入ってはいるのですが、じーっと見ていると目標としてる二次元感とはどこか違う気がしてくるのです。全体的にのっぺりしていてるというか平面的というか。
©Yostar 『ブルーアーカイブ』
そんなある日、ふと気付いてしまいました。やっぱミカたそは曇らせてなんぼよな
そう、アニメ絵はもみあげと前髪の間に影を入れることにより、前頭部の立体感を表現できているではありませんか!
これを再現できれば気になっていた"のっぺり感"が消せるかもしれません。インスピレーションが消えないうちにウィッグを加工してみます。
※以下再現写真なのでまゆさんで撮影していますが、実際はウィッグカスタム用ノーメイクヘッドで作業しています。勢いに任せて加工したので作業中の写真を1枚も撮ってなかったんですよね…。熱湯を使うのでメイク済みのヘッドは使わないでください。
まずは熱湯でスプーンを加熱しつつ、持ち上げたい束をつまみます。この時スプーンはめっっちゃ熱くなるので注意です。持ち手に何か巻いておくと安全です。
スプーンが触れないくらい熱くなったら、素早く束の下に差し込み前髪ともみあげを分離させます。スプーンの曲線でアーチを作るイメージです。これを数回繰り返せば熱でナイロンに癖がついて小型エアインテーク的なものが完成します。
このままでは強度が心許ないのでホットメルトで裏打ちもしました。これにより指で押したくらいでは潰れず、しっかり形状をキープしてくれるようになります。
ホットメルトがウィッグ表面に付着しないよう、こんな感じに先端にちょい乗せして差し込むと良い感じに塗れます。このウィッグは非耐熱なのでノズルをあててしまわないか緊張しました。
裏打ちすると盛り上がるので、再度加熱したスプーンで撫でて高さと左右バランスを整えれば加工終了です。
のっぺり感が消えてメリハリが出たと思うのですが、いかがでしょう?
新旧で比較するとこんな感じ。
あとは前髪の束も高低差付けれるとより二次元感が出せそうですね。非耐熱ウィッグの前髪に熱処理は怖くてできませんけど。とりあえずは水筆で撮影前に段差つけるだけでいっか。
影が2本前頭部にハッキリ入るだけで引き締まって良い感じです。
まゆさんは01ヘッドなので元々童顔でしたが更に幼く見えるようになりました。二十歳前後のイメージで扱ってますが、もはや年齢不詳感ありますね。
以上、ウィッグアップデートでした。
今回の加工はオーナー以外気付かないようなものではありますが、こういう一見して分からない拘りの積み重ねこそが、ドールの魅力をより引き立てるのだと僕は信じています。とはいえ、拘りすぎて恐ろしく扱い辛いウィッグになってしまいましたが...。これを崩さずにスタジオへ持って行く方法がさっぱり思いつきません。さてはてどうしたものか。
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衣装/ウィッグ
2023-12-16T00:00:00+09:00
ごんた
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ラジカルのやわ尻を修理してみた!
お疲れ様です。ごんたです。今日のお題はやわ尻について。やわ尻とは桃胸で有名なラジカル様が製作販売されている軟質ウレタン(シリコンじゃないらしい?)製のDD用お尻パーツのこと。詳細は大昔にレビューしてるのでそちらをご覧ください。以前レビューしたやわ尻は経年劣化による派手な黄変やポージングによる裂け等があり破棄してしまったのですが、今年の通販戦争で勝利して再びこの神器を手にすることができたのです。やわ尻は
お疲れ様です。ごんたです。
今日のお題はやわ尻について。
やわ尻とは桃胸で有名なラジカル様が製作販売されている軟質ウレタン(シリコンじゃないらしい?)製のDD用お尻パーツのこと。詳細は大昔にレビューしてるのでそちらをご覧ください。
以前レビューしたやわ尻は経年劣化による派手な黄変やポージングによる裂け等があり破棄してしまったのですが、今年の通販戦争で勝利して再びこの神器を手にすることができたのです。
やわ尻はお尻メインの撮影で圧倒的破壊力を誇ります。自然な肉感、優れた可動域、そして局部特定部位の精緻な作りこみは我ら紳士の心を掴んで離しません。
さて時は11月4日。
この日はなんでも”良いお尻の日”らしく、TwitterのTLはお尻で埋まっておりました。
やわ尻ユーザーである僕もこの流れに乗らない手はありません。颯爽とやわ尻を取り出して撮影準備を、、、
なんか脚がブランブランしてるうぅぅぅ!!!
7月に届いて撮影に使ったのはわずか3回。にも関わらずなんと脱臼してしまったのです。正直初期不良としてクレームつけたいところですよこれは。
引用:ラジカル様HP(https://rajikaru.com/yawa/yawa2.html)
ラジカルさんに問い合わせようかなーとも思いましたが、今のやわ尻って内部フレームが取り出せるんですよね。自分で修理できた方が今後何かと便利だよな...?
てなわけで分解しました。
1行でまとめてますが、中の人を取り出すのはめっっっちゃ大変です。汗だくです。
というのもお尻の内部でフレームとお肉がくっついて滑り止め効果がすんごいの。さらに人肌ゲルゆえに無理やり引っこ抜くこともできず。写真撮る余裕もないほどに苦労しました。
フレームを取り出して原因を調べます。
予想通り股関節のボールジョイントに不具合が出ているようです。でもジョイントが外れたわけではないので思ってたより重症な予感…。あ、写真で右脚と書いてますが左ですねすみません。
そして第二の難関が。
股関節の保持力調整ネジがガッチガチに捻じ込まれていてドライバーでは外せません。何考えてこんな強く締めたんだよ、というかよく受け側のレジン割れなかったな?そんなレベルです。
さてどうしたもんかと悩みましたが、ENGINEERのネジザウルスで回すことができました。やわ尻分解の必須工具として君を認定しよう。
故障原因はボール内部の雌ネジが潰れ、刺さってる軸が空転していたからでした。
写真のように本来は金属板2枚に挟まれたボールが回転することで脚が稼働します。が、ネジが強く締められすぎてボールが回転できず、代わりに軸側が回ることで動いていたのです。そしてボール内部のネジ山が潰れて脚を支えられなくなったと。いやこれ初期不良でしょ組み上げミスじゃん。
完全に潰れてますねぇ。
最も負荷が掛かるであろうボールジョイントを2ピースにするのはどうなんでしょう?
真鍮線打ち込めるような場所でもないし、めんどくさいなぁもう。
考えた結果、エポキシ系強力接着剤で接着することにしました。金属パテを充填してタップを切り直すのも手でしたが、今回は接着面が広く取れるので。
完全硬化を待って仮組み。
下地処理を入念に行ったのでグリグリ乱暴に動かしても全く問題なし。というか盛りすぎて二度と抜けない強度になってる…。
中の人を挿入。
外皮は裂けることも汚れることもなく、綺麗に作業を終えることができ一安心。
最後にヒダを巻き込まないよう注意しながら股関節の固定ネジを外から締めて保持力の微調整をします。
穴が二つここにあるのは意味があったんだなぁと感動に打ち震えました。すんごく便利。この位置にネジはヘンタイすぎwとか思っててごめんなさい。
以上、やわ尻の修理でした。
脱臼してるだけかなーと思いきや、予想外の重傷で大変じゃった。
あと作業終えて気付いたけど、分解するなら右足も予防として加工しとくべきでしたね。
なんにせよ、これで構造も把握したので今後破損しても自力で修理できます。フレームの組み換えとかカスタムの妄想も広がりました。初期不良に該当する事案だとは思うけど勉強になったので特別に許してあげましょう!(上からごんたん
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社外パーツ
2023-11-11T00:00:00+09:00
ごんた
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